くじらジャパン > 新着情報 > 栄養素 > 鯨肉はスタミナ食!脅威的な距離を泳ぐクジラ特有の成分バレニンとは?
肉体疲労・精神疲労に効果的な「イミダゾール ジペプチド」。最新の研究結果から“第三のイミダゾール ジペプチド”として発見されたのが「バレニン」。バレニンとは?

鯨肉は、高たんぱく質で、低カロリー、低脂肪。加えて”バレニン”という抗疲労成分を驚異的に多く含んでいることで注目されております。

肉体疲労・精神疲労に効果的な「イミダゾール ジペプチド」

疲労のメカニズムは十分に解明されていませんが、ストレスや身体活動によって発生する「活性酵素」がその原因のひとつだと考えられています。

この活性酵素は、細胞を傷つけ酸化させることがわかっています。そして、それを守り、生活習慣病の予防や老化抑制、そして疲労の軽減する抗酸化成分が「イミダゾール ジペプチド」なのです。
さらにイミダゾール ジペプチドはアミノ酸の一種で、その疲労予防以外にも、筋肉持久力の向上や疲労回復機能を持っているのです。つまり、疲れにくい体を作ると同時に、疲れそのものを取り除くということです。

第三の救世主「バレニン」発見!

イミダゾール ジペプチドはこれまで一般的に「アンセリン―カルノシン」と呼ばれていました。
カルノシンは、β―アラニンとヒスチジンからなるアミノ酸結合物で、鳥類に多く含まれています。特に、常に翼を動かし数千kmを飛来する渡り鳥は、胸部に豊富なカルノシンがあることがわかっています。
一方のアンセリンも、カツオやマグロの筋肉組織内に多く含まれ、回遊魚が長距離を泳ぎ続ける秘訣と言われています。 そして、最新の研究結果から“第三のイミダゾール ジペプチド”として発見されたのが「バレニン」なのです。