【鯨食体験イベント】第二弾!
海外インフルエンサーさんがくじらを食べてみたら!?
海外インフルエンサーさんがくじらを食べてみたら!?
海外からの旅行者も見かけるようになったついこの頃、思い切って海外のインフルエンサーの方々に、「鯨食体験してみませんか?」とお声がけをしたところ、なんと実現してしまいました!関心を持っていただけるのはうれしいですね!
開催日 2023年3月2日
今回のメンバーはこちら!
鯨食体験!スタート!
What did you think!?
What did you think!?














所社長
鯨専門家
最初に、鯨食のSDGs貢献について、簡単に説明させてください。
鯨は体重の4%のエサを食べており、鯨ばかりを守ると、魚が減ってしまうんです。また、1kg牛肉に対して11kgの飼料が必要ですし、豚なら体重の7倍、鳥なら倍4倍の飼料が必要ですが、鯨肉は飼料が必要ないエコな肉なのです。
鯨を食べてSDGsに貢献しましょう!










MC マサ











サーシャ
fromロシア

















ソ・ピム
fromタイ














所社長
鯨専門家









アミン・ハベス
fromフランス














所社長
鯨専門家

















ソ・ピム
fromタイ
お料理
【八寸】
①百畳:ヒャクジョウ 酢味噌和え
②おばけ 梅肉和え
③かぶら骨 酒粕和え
④赤身のアボカド巻き
⑤赤身しぐれ煮
クジラ肉の部位
①胃袋
②尾びれ
③頬軟骨
④赤身(背肉)
⑤背肉(背肉)








むらさき 大将

















ソ・ピム
fromタイ














フリス・メディ
fromフランス








むらさき 大将





会場全員










MC マサ














フリス・メディ
fromフランス











サーシャ
fromロシア










MC マサ

















ソ・ピム
fromタイ














フリス・メディ
fromフランス











サーシャ
fromロシア









アミン・ハベス
fromフランス


久保さん
鯨専門家

















ソ・ピム
fromタイ








むらさき 大将







キム・ヤンヒョン
from韓国








むらさき 大将





会場全員










MC マサ









アミン・ハベス
fromフランス
日本の文化だから、尊重する。








むらさき 大将

















ソ・ピム
fromタイ








むらさき 大将





会場全員

















ソ・ピム
fromタイ











サーシャ
fromロシア

















ソ・ピム
fromタイ














フリス・メディ
fromフランス










MC マサ

















ソ・ピム
fromタイ














フリス・メディ
fromフランス










MC マサ














フリス・メディ
fromフランス











サーシャ
fromロシア







キム・ヤンヒョン
from韓国











サーシャ
fromロシア

















ソ・ピム
fromタイ








むらさき 大将













インフルエンサー
fromフランス







キム・ヤンヒョン
from韓国

















ソ・ピム
fromタイ











サーシャ
fromロシア














フリス・メディ
fromフランス










MC マサ
でも日本人でも食べない人は結構いるんですが、何故だと思いますか?











サーシャ
fromロシア














フリス・メディ
fromフランス
それなら捕鯨のイメージを変えるPRをした方がいい。
捕鯨方法がほんとにクリーンなのか?ということや、高たんぱく低カロリーについてもPR価値があると思う。













インフルエンサー
fromフランス
たとえば、私はチュニジアで育ちましたが、習慣的にラクダの肉を食べていたので馴染みがあり、チュニジアに行ったときには今でもラクダを食べます。
加えて、浅草では見たことあるけど、他ではなかなか見ないから、馴染み以前に、鯨肉に接する機会もないと思う。










MC マサ














所社長
鯨専門家
それは、昔、反捕鯨団体が力を持っていて、大手スーパーに対して販売の邪魔をしていた。その記憶があるから、大手スーパーは、まだ販売できない。
でも今は、反捕鯨団体は、鯨が資金源にならないので、そんなに邪魔をしなくなった。だから今こそ、スーパーに置いてもらえるように、世論を変えていきたいんです。














フリス・メディ
fromフランス














所社長
鯨専門家
反対に、捕鯨をしなければ、魚がどんどん減っていきます。













インフルエンサー
fromフランス














所社長
鯨専門家
日本はエビデンスを持って枠を設定し、捕鯨をしている。
シーシェパードは、南極海での捕鯨を邪魔することによって、寄付を集めるドネーションビジネスをしている。
日本はもう南極で捕鯨してないから、(日本に反捕鯨活動をしても)シーシェパードの資金となる寄付が集まらない。それでシーシェパードは日本の反捕鯨活動に注力できないんです。













インフルエンサー
fromフランス














所社長
鯨専門家









アミン・ハベス
fromフランス














所社長
鯨専門家













インフルエンサー
fromフランス














所社長
鯨専門家













インフルエンサー
fromフランス














所社長
鯨専門家
ノルウェーはミンククジラの様な小さい鯨を捕っていますが、日本は大きな鯨を捕っているので、(見栄えとして)銛を打つ様が、残酷に見えやすいかもしれない。
前にNHKで捕鯨の実態をドキュメンタリーで放送されましたが、見た人からの評価はとても良かった。それは、例えば、鯨に苦痛や恐怖を与えないように即死させる方法で捕っていたり、親子は捕らないなどの、鯨に対するケアが伝わったからです。













インフルエンサー
fromフランス














所社長
鯨専門家
だだし今は、調査捕鯨は終了しており、食肉として流通することを公言した商業捕鯨を行っています。

















ソ・ピム
fromタイ
捕鯨に対する悪印象は、映画などで語られてきた調査捕鯨の良くないイメージが残っているのが原因だと思う。









アミン・ハベス
fromフランス














フリス・メディ
fromフランス







キム・ヤンヒョン
from韓国













インフルエンサー
fromフランス














所社長
鯨専門家

















ソ・ピム
fromタイ














所社長
鯨専門家
白い肉があったら、それは脂身と赤身がある部位のベーコンで、胸肉です。
ちなみに、鯨の年間供給量は2300tです。100万tクラスの牛と比べると、鯨肉はは希少なんです。
くじらについて、
こんなコトも知ってもらいました!
こんなコトも知ってもらいました!







バレニンちゃん
1つ目は、低カロリー・高タンパクといわれる鳥肉よりカロリーが低いこと、タンパク質が多いというヘルシーさです。
2つ目は、疲労回復/免疫力向上/認知症予防に役立つ「バレニン」という成分が豊富に含まれていることです。
3つ目は、学力向上/動脈硬化予防/高血圧予防に役立つ「DHA、EPA、DPA」も豊富に含まれていることです。
つまり、他のお肉に比べて、ヘルシーであり、老化を予防し、元気でいることができるという理想的なお肉なのです。







バレニンちゃん
1点目は、料理店や販売店に届くまでの品質管理です。
・鮮度を保てる最適な漁場で、シーズン別にベストな種類の鯨を獲り、
・捕鯨後すぐに船上で加工を行い、
・市場では世界TOP品質で、水産資源の管理/配送ができる
こんな体制を実現しているのは日本だけです。
2点目は、長い歴史の中で構築された料理人の管理/料理のノウハウです。
・5000年前の遺跡から鯨の骨が発掘される程、歴史ある鯨食文化であり
・長い時間をかけて部位別の特徴に合った料理法を育ててきたからです
もちろん本日の「むらさき」さんは、70年の歴史をお持ち日本でも屈指の名店です。










MC マサ

















ソ・ピム
fromタイ
前に食べた鯨肉は、硬くて、独特な匂いがしましたが、今日のお肉には全く感じませんでした。
せっかくこんなにおいしいから、食べたことの無い人に伝えないと、もったいない。














フリス・メディ
fromフランス
まず食感に驚きましたし、いろいろな部位や料理ががあるのも、面白いと思いました。個人的に脂肪が好きではないので、他の牛などの肉より好きです。
また、日本の鯨肉業界が、難しい質問にも答えようとしている努力が見えたので、もっとPRして欲しいと思いました。











サーシャ
fromロシア
以前四国で食べたんですが、独特な味がしました。
今日食べた鯨肉は、特別おいしかったです。













インフルエンサー
fromフランス
今日も美味しかったです!







キム・ヤンヒョン
from韓国
今日はいろんな調理方法があって、例えば、豚肉の肝臓を茹でたものに似てるものがあったり、いろんなお肉の味を楽しめたのは初めてでした。









アミン・ハベス
fromフランス
和牛の脂が好きではないんですが、鯨のステーキは脂が控えめで、とても美味しかったです!
それから、鯨のSDGsの事実がとても興味深かったので、みんな知るべきだと思いました。







バレニンちゃん
隣にある牛のようにかなり部位の種類があることが分かります。







バレニンちゃん
もしかしたら皆様のお国を含めてですが、世界の論調では、知能指数が高い鯨を捕獲して食べることには、反対の声もあることも、私たちは知っています。
しかし、食物連鎖の観点から見た時、ひとつの生き物を可哀そうだから過剰に保護を行うことは、生態系を損なうことにもなると思います。
実は鯨の過剰な保護を続けてきた結果、私たちの国を囲む海の恵みにも大きな変化が生まれ、私たちが食べてきた、サンマ・イワシなどの
漁獲高が激減。
増えすぎてしまった鯨が、そうした海の生き物を食料とするため海の命のバランスが大きく傾いてしまったのです。
私たち日本人は、さまざまな食材・命を食材と感謝を込めていただいています。
鯨にしても美味しいからと乱獲を行うのではなく、貴重な海の恵みを守るために、調査による捕獲上限の範囲で行っているのです。
最後にそうしたSDGsの視点から、あまり知られていない捕鯨/鯨食の側面を伝えさせてください。







バレニンちゃん
今、お話したように、特定の種が増えすぎると、生態系や自然環境のバランスを破壊することにつながります。
例えばジビエとしても一般的なシカが増えすぎると、シカの食糧となる下草や樹木の若芽が食べつくされ草木のなくなった山は水を貯える力を失い、土砂災害の原因にもなります。
そのため、日本では生態系に適切な生存頭数を超えたシカは駆除しますが、その命は、無下にすることなく食材などとして、感謝を込めて活用しています。
鯨についても同様です。
現時点でも、地球人口の消費量の3~6倍の量の水産資源を食料として消費しているといわれている鯨類を生態系を無視して保護し続ければ、海の生態系の破壊は確実に進行し、不可逆な状況になりうる危険性さえあるのです。ちなみに、日本近海でもサンマ・イワシなどの数は激減し社会問題となっています。







バレニンちゃん
とはいえ、乱獲すれば、鯨が減りすぎて、それも海の生態系を崩してしまいます。
今度は、日本の捕鯨が、どれだけ鯨の生存数を意識した管理をしているかというお話です。
日本では、調査捕鯨を長年実施し、適正な生息数と、それに沿った適正な捕鯨枠を定め、「100年後も個体数が1頭も減らない捕獲量枠」を厳守して、日本の200海里内での商業捕鯨を実施しています。
例えば、捕鯨最大手の共同船舶社の年間捕鯨枠は、イワシ鯨では25頭、ニタリ鯨では187頭です。
また、捕鯨した全ての鯨の遺伝子を登録し、いつどこで捕れたか明確な鯨だけを流通・販売しています。





記者さん
fromイギリス













インフルエンサー
fromフランス
鯨食についても、欧米からの情報でイメージが固まっている人が多いと思いますが、自分のフォロワーには、日本から発信される情報も認識した上で、鯨食の賛否をジャッジしてほしい。

















ソ・ピム
fromタイ
オープンマインドな国民性なので、「日本の伝統文化として、大阪で鯨食のいい体験ができる」という情報は流したいと思いました。
それでマイナスイメージが軽減される人もいると思います。














フリス・メディ
fromフランス









アミン・ハベス
fromフランス
慎重な内容で投稿してもアンチが現れると思いますし、その覚悟はありますが、個人の意見は控えて、料理と食べてる人を投稿しようと思います。













インフルエンサー
fromフランス
53%→絶対食べたくない
19%→どちらとも言えない
25%→試してみたい
3%→食べたことがある
ノイジーマイノリティーの声が大きく感じるが、データを見ると、「30%近くが、鯨食に対して好意的」だということが分かりました。
繊細なトピックほど、イメージと実態は違うので、大きく見える声の裏にある事実に、目を向けるべきだと思います。
体験イベントを終えて
また、主催チームも驚いたのですが、今回思いもよらぬ発見がありました。インフルエンサーさんが独自に行なった事前アンケートで、否定的なイメージが大半という先入観のあったフランス語圏の方々の中に、鯨食に対して好意的な人が30%近くも存在するということが分かりました。
そして、今回も「SDGsや捕鯨の実態」が、皆様の最大の関心事であり、エビデンスに基づいた捕鯨枠の存在や、鯨に苦痛や恐怖を与えないように即死させる方法での捕鯨であること、親子は捕らないことなどの「鯨に対する日本の厳密なケア」を丁寧にお伝えしたことで、フラットな視点から、さまざまなご意見を頂きました。
「日本の鯨肉業界が、難しい質問にも答えようとしている努力が見えたので、もっとPRして欲しい」
「繊細なトピックほど、イメージと実態は違うので、大きく見える声の裏にある事実に、目を向けるべきだと思います。」
「欧米からの情報でイメージが固まっている人が多いと思いますが、自分のフォロワーには、日本から発信される情報も認識した上で、鯨食の賛否をジャッジしてほしい。」
これらの様に頂いたご意見は、日本の捕鯨や鯨食に対するPRをすれば、鯨食文化への理解や実食が広まっていくことを示していると言えそうです。